こんばんは。
オイスカスタディクラブです。
熊本の地震大変ですね。昨日の授業中地震速報が流れっぱなしでした。
大きな地震が来るたびに、東海大地震も近々・・・と怖くなりますね。
最近の生徒の傾向について。
1年生から塾へ行かず、2年で突然塾へ行きだす生徒が結構います。
そのような生徒の傾向として、
大抵、2年の1月の学力調査で焦りだす家庭が多いようです。
勉強している子も、そうでない子も、本当に、ものすごく点数が落ちます。
しかし、しっかり勉強すれば、戻りますので、ご安心を。
本気でやらないと、なかなか戻らず、ズルズルというパターンも多いですので・・・・
実際に困らないと分からないのもわかります。
困ることがプラスの結果につながる子も少なくありません。
この選択ばかりは、私たち塾側からはなんとも言えません。
困らなかったがために、緊張感が足りない子や欠点が治らない子。結果的に、志望校ランクダウンや当日の失敗。
困ったがどうしても、上がらず、志望校へ届かなかった子。
結局、自分が行きたい高校へ行けるかどうかは、塾で何をしたか、どんな塾へ行ったかではなく、
「本人の意思の強さ+それを叶えるだけの環境があるかどうか」です。
私共、塾講師はできる限りの環境を整えます。それは、おそらく、どこの塾でも同じでしょう。(講師が楽して成績が伸びるほど甘くない。)
塾講師がこんな事書いていいのか?!
訂正します!うちの塾に来たら、丁寧に指導して、成績upにつなげます!大手にはない、丁寧さが売りです!
ちょっと胡散臭いですね(笑)
前置きが長くなりました。
今日は、理科!
みんな嫌いな計算問題!
しかも、地震!
(ちょっと不謹慎と言われてしまうかもしれませんが、用意していた題材でもっと早く上げる予定でしたので・・)
では、問題
パッと見、手ごわそう。でも大丈夫!
簡単です。
(1)
初期微動って覚えてますか?
早く弱いP波が到着してから、起こる。弱い揺れです。
その後、S波が追いつき、大きな揺れが起こります。
ということで、初期微動継続時間は、P波が到着してから、S波が到着するまでの時間です。
X地点では、P波が13時14分13秒、S波が13時14分19秒。
よって、初期微動継続時間は、6秒となります。
(2)
200km地点では何秒かという問です。
初期微動継続時間は、震源からの距離が離れるほど、長くなる比例関係にありました。
X48km・6秒-Y64km・8秒
では、200kmでは?といいますと、
1kmあたりを出して、×200で200km。
6(秒)÷48(km)×200=25秒
A.25秒
(3)P波・S波の速度です!(定番)
速度と言ったらみはじ(道のり・速さ・時間)ですね!
これを表から読み取るのがポイント!!
速さがほしいので、道のりと時間が分かればよし!
発生時刻が分からないので、XーY間での道のり、距離をそれぞれ考えてみます。
X-Y間 16km P:8秒 S:10秒
P波
16÷8=秒速2km
S波
16÷10=秒速1.6km
小数第2位が出なかったですね(苦笑)
(4)
これは実際の地震でも応用できますね。
Z地点・200km地点では、緊急地震速報から何秒の猶予があるのか!
計算してみましょう。
まず、(3)よりP波は秒速2km、S波は秒速1.6km。
Z地点―120km
P波-秒速2km 到着時間60秒後
S波-秒速1.6km 到着時間75秒後
200km地点
P波―秒速2km 到着時間100秒
S波-秒速1.6km 到着時間125秒
発生から3秒後に速報が流れるので、主要動がくるのは、発生から、
Z地点で、72秒。200km地点で、122秒ということになります。
ほとんど時間ないんですね。
本当に怖いです。
以上、地震についての解説でした。